1. |
霞
03:31
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そっと 袖 撫で
る風の指の先
で崩れる 雲の間の
空で
縺れ
霞む野
原の隅から
——照らしてる
照明と月との間くら
いに伸びる私の影のかた
ち—————
——————
——描いてる
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2. |
『±0』
04:16
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白い壁に茜差す
茹だる道路で
景を伸ばす
さあ夢を見て
床に就く
逸る心で
明日へ急ぐのだ
歩む君と同じリズムで
話す前と同じところで
隠れている
ブランケットで
伸ばす伸ばす
伸ばす袖から
打ち消し合う
漣のよう
な記憶が消えないようで
白い壁に茜差す
茹だる道路で
景を伸ばす
さあ夢を見て
床に就く
逸る心で
明日へ急ぐのだ
止まる君と同じリズムで
黙る前と同じところで
隠れている
ブランケットで
伸ばす伸ばす
伸ばす袖から
打ち消し合う
漣のよう
な記憶が消えないようで
白い壁に赤く差す
冷える道路で
陰が伸びる
さあ夢を見て
床に臥す
逸る心で
明日へ急ぐのだ
白い壁＿あか＿差す
＿＿＿道路で
影は伸びる
さあ夢を見て
＿＿＿＿
逸る心で
今日を急ぐのだ
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
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3. |
επιθυμία
04:04
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夕景は・透明な・焦燥感・掃天が・揺れ動いた・乱反射・散弾が・水面下・抱擁が・コンディショナー・概要欄・聡明さ・臨場感・観覧車・サスペンダーが・再生産・雷鳴が・median・大抵は・想像以上な・感動が・1週間・音声は・有名な・ラングドシャ・高低差・最先端・羊羹は・鮮明な・水平線が・体験談・最大化・高揚感・エンハンサー・ルームウェア・要領は・湿った・寒暖差・巻雲や私を
祝って来ないで
さらったりしないで
拾って来ないで
触ったりしないで
端で震えてるパノラマ
色が深くなる方から
繰り出す渦の魔法なら
いつでもここで会えるかな
指を止めていないでいて
声にならないままなので
そっと蹴る 明日へ飛んでく
訪ねる 空を塞ぐ
留める 明日へ消える
掠める 私の喉
そっと蹴る 明日へ飛んでく
訪ねる 空を塞ぐ
留める 明日へ消える
掠める 私の事
そっちを向いてこっちも見ないでそっちを向いてこっちも見ないでそっちを向いてこっちも見ないでそっちを向いてこっちも見ないでそっちを向いてこっちも見ないでそっちを向いてこっちも見ないでそっちを向いてこっちも見ないでそっちを向いてこっちも
指を止めていないでいて
声にならないままなので
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4. |
屈折
02:29
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経ちこむ飛沫は
バウンドリーの合間に
砕いて割ったガラスを
かき集める度に
夢を 燃やす
飽いて 占める
非晶質の概念
君と僕のランデブー
午前5時の寂寞
部屋の隅に消えてく
化粧室のシステム
入道雲の再演
あの日の駅の改札
空の隅に消え/
キラキラ光るアイデア
煌めき出す賽が
私たちのアイなら
道連れになる今日は
放し飼いのカンデラ
ゆらめき出す差異が
形たちの他意なら
細切りになるようだ
目盛の位相がずれてくように
カレンダーのやすりで削られてく
引き伸びてく私の画
あつい風が侵食する
目盛の位相がずれてくように
カレンダーのやすりで削られてく
引き伸びてく私の画
あつい風が侵食——
キラキラ光るアイデア
煌めき出す賽が
私たちのアイなら
道連れになる今日は
放し飼いのカンデラ
ゆらめき出す差異が
形たちの他意なら
細切りになるようだ
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5. |
圧延
04:39
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いつもここで佇んでる
必要ないのに振り向いてしまう
いつもここで立ち止まっている
必要なことばかりあるのに
いつも
先延ばし
やたらと
埃来るから
遅れる
あの時を
吹き飛ばし
声とかすから
のびてく蔦と根に
水を揺らす 茎照らし
連なる後ろ 絵に
パズルみたいに
積み重ねて
いつもここで巻き戻している
必要ないのに振り向いてしまう
いつもここで巻き直している
必要なことばかりあるのに
いつも
後回し
もう二度と
帰ってこないのに
もうほんと
痕遺し
引き伸びる
フィルムで撮るから
のびてく蔦と根に
水 揺らす 茎照らし
て
のびてく蔦と根に
水を揺らす 茎照らし
連なる後ろ 絵に
パズルみたいに
積み重ねて
そっと
うつる
そらを
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6. |
エピローグ
03:20
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通り去る幽霊
人々の間に
一か八かレンジが
広すぎるようだった
いつからかここらは
あれこれと呼ばれた
てんやわんやただただ
膨らましてそのまま
風が潜る
森の先ひとつ
砂漠泳ぐ
サカナの夢で
庭の緑から熱と
揺らめく
ハーバリウムの中でも
光ってる！
そんな
あられもない網膜の
仲での
ひとつひとつ
繋ぎ合わせた
物語が！
糸と糸が
編まれて縺れ
辺りほこり
撒き散らし
デブリ・海と
ラブルパイル
スターラーで混ぜて
音がし
た！
ああ
音が
する
あ
まだ
音が
する
から
空の光から街を
探検
有象無象の中でも
流行ってる？
そんな
あどけもない掌の
外側
ひとつひとつ
時ほどいた
あらすじが！
庭の緑から熱と
揺らめく
ハーバリウムの中でも
光ってる！
そんな
あられもない網膜の
仲での
ひとつひとつ
繋ぎ合わせた
物語が
ずっとつづいてるみ
たいな
あられもない網膜の
仲での
ひとつひとつ
繋ぎ合わせた
物語だ！
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7. |
E
05:08
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空気の占める
部屋 窓伝いに熱
通る 光 音
差し込む 庭から
シーツに 壁 満たす
淡い薄色の
カーテン 演色性高い
外は
風走る
緑
響く
空に
一つ
浮かぶ
雲が
ある
今季ももう終わりが近いので衣替えね
しばらく箪笥開けてないので久しぶりね
この服着てた時に何していたんだろうね
今日はもう随分夜が深いのでおやすみなさい
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Иagi Japan
Иagi（ナギ）と申します。
BOOTHに歌詞カードがあります。
nagiept.booth.pm
a.k.a. ✨🌟🌙🌟✨: lunaept.bandcamp.com
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